五色豆ができるまで Flow
受け継がれた匠の技
創業120年を越える豆政の歴史と共に歩んできた夷川五色豆。
時代は変われど、昔ながらの製法を守り、老若男女を問わず多くの皆様に愛され続ける風味を受け継いでおります。
その一
豆の水洗い
厳選された上質のえんどう豆を、京都の清水にて3日かけてやわらかく水浸しにします。この水加減がやわらかなお豆作りの第一のポイントです。
その二
豆煎り
3日かけて水浸しにした豆を、ゆるやかな火にかけてじっくりと煎りあげていきます。豆が焦げないように、そして、やわらかくなるように、職人も緊張の連続です。
その三
豆の選別
煎りあがってから一日さました豆を、手によって選別します。地味な仕事ではありますが、良い豆をお届けするための大切な工程です。
その四
砂糖掛け
きれいに選別された豆に、熱く煮立たせた砂糖をまんべんなくからめていきます。ちょっとした煮詰め加減で、硬くなったり、やわらかすぎたりするので、職人も慎重そのものです。
砂糖掛けは5日かけて
豆は砂糖を掛けていくごとに、だんだん大きな粒となります。商品になるまでには、5日かけて5回の砂糖掛けを繰り返します。
その五
夷川五色豆ここに完成
五色の衣をまとった夷川五色豆は、優雅な姿になるまでに10日の日数をかけてじっくりと作り上げられていきます。明るく優雅でかわいらしい五色豆、ここに完成です。
店舗ご案内 Store
明治17年、豆の雑穀商であった「角田 政吉」が京都夷川(現在と同じ場所)にて創業。
明治20年に五色砂糖掛豆(現在の夷川五色豆)を考案し、その後、京都駅で販売したことから京都名物となる。
現在、京名物 夷川五色豆をはじめ、こだわりの豆菓子や京銘菓すはまだんご・月しろなど、おいしい豆にこだわった商品を展開。常時30種類以上を販売している。
本店
〒604-0965
京都府京都市中京区夷川通柳馬場西入る六丁目264
TEL:075-211-5211/FAX:075-211-4520
【営業時間】8:00~18:00(月~土)/日曜定休
【電話受付時間】8:00~17:00