代表銘菓 Confectionery

夷川五色豆

京名物 夷川(えびすがわ)五色豆。豆は、円実(まろみ)または真実(まみ)の転語であり、古くから日本の食生活に欠かすことのできない食品でした。そして、魔滅(まめ)という意味もあり、藤原時代から高貴な供物として、数ある節句や由緒ある式膳にも必ず使われておりました。
夷川五色豆は、明治20年頃に初代・政吉が考案いたしました。鴨川の清流に晒す(さらす)京友禅の優雅さを思い、宮中の五彩色(端色)を使い創製。五彩色とは、青は木、赤は火、黄は土、白は金、黒(豆政ではニッキの茶色)は水を表し、合わせて大地を象徴するものとされています。
まず、良質のえんどう豆を京の湧き水を使ってやわらかく仕込み、直火煎り掛けは5回行い、大きな粒に仕上げていきます。このように五色豆はでき上がるまでに10日かけて作り上げます。香ばしい豌豆の香りと上質の砂糖を使ったあっさりした甘み、そして、ニッキ(茶色)の香ばしさと、清流の河口でとれた臭みのない青海苔(緑)の風味が楽しめます。

夷川五色豆

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京の豆あれこれ

京の湧き水を仕込みに使い、手作りの風味と味付け、食材へのこだわりを持った豆の数々。甘いものから辛いものまで、いろいろな風味が楽しめます。

京の豆あれこれ
【七味道楽】

【七味道楽】

上質のピーナッツに、京都・清水坂「七味家老舗」の特撰七味とスパイスを効かせたエスニック豆菓子。百味会同人「七味家老舗」とのコラボ商品です。ビールのおつまみに最適です。

【味の旅】

【味の旅】

甘いものから辛いものまで、8種類の多彩な豆のハーモニー。当店一番の人気菓子です。

【万才豆】

【万才豆】

やわらかく揚げた空豆に、おろし土生姜を使った生姜砂糖を掛け、香ばしい胡麻をちりばめた商品。青は、清流の河口でとれた臭みのない青海苔をまぶしました。お茶受け、ウイスキーによく合います。

【わさびピーナッツ】

【わさびピーナッツ】

全国菓子博覧会で総理大臣賞を受賞。ツン!とくるわさびの味と、のり醤油が大粒のピーナッツにマッチした、くせになる味わいです。

【抹茶ピーナッツ】

【抹茶ピーナッツ】

大粒の落花生に、香り豊かな京都・宇治抹茶をたっぷり使った甘さ控えめのピーナッツ。大人の味わいです。

クリーム五色豆

<創業120年記念創作商品!クリーム五色豆>
京名物 夷川五色豆にちなみ、豆政創業120年を記念して創作・発売した、新しいタイプの五色豆。やわらかい落花生の生地に、あっさりした甘みのクリームパウダーを丁寧にまぶし、かわいらしい五色に仕上げました。白はミルク、赤はいちご、黄はバナナ、茶はコーヒー、緑は抹茶と、各色とも違った風味が楽しめます。やわらかな食感と、甘さ控えめの味付け、そして洋風の感覚を取り入れた、今までにないタイプの五色豆です。

クリーム五色豆

すはまだんご

京都の茶だんごとならぶ名物!すはまだんごは、特製の国産きなこを水飴で練り上げた、かわいらしくて香ばしい三色だんごです。抹茶・煎茶のお茶菓子としても最適です。

すはまだんご

月しろ

古来より月にはさまざまな風雅・ロマンが託されてきました。本品は、この「月ごころ」を味と形に写した京銘菓で、京都・大沢の池に浮かぶおぼろ月を模して創作。旨みのある北海道産小豆のぬれ甘納豆を琥珀寒天で丁寧に炊き上げ、満月の形に仕上げたのち、薄白を掛けました。また、白小豆は希少な国内産の白小豆のみを使用。小豆本来の持つ旨みを最大限に引き出した、五色豆と並ぶ代表銘菓です。

月しろ

店舗ご案内 Store

明治17年、豆の雑穀商であった「角田 政吉」が京都夷川(現在と同じ場所)にて創業。
明治20年に五色砂糖掛豆(現在の夷川五色豆)を考案し、その後、京都駅で販売したことから京都名物となる。
現在、京名物 夷川五色豆をはじめ、こだわりの豆菓子や京銘菓すはまだんご・月しろなど、おいしい豆にこだわった商品を展開。常時30種類以上を販売している。

本店
〒604-0965
京都府京都市中京区夷川通柳馬場西入る六丁目264
TEL:075-211-5211/FAX:075-211-4520
【営業時間】8:00~18:00(月~土)/日曜定休
【電話受付時間】8:00~17:00

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